県内の森林から産出され県内で加工された木材(以下「県産材」といいます)を積極的に使用することは、三重県の森林において、「植える、育てる、使う」という「緑の循環」を機能させることに繋がります。
県産材を使用することで、結果的に、県民は土砂災害防止機能や水源涵養機能など森林からの恩恵を享受することがでるのです。
家を建てた後で、住宅の壁の隙間、亀裂、床なり、建具の不具合、クロスのしわや切れなどが発生した場合、建築業者へのクレームの対象となることが考えられます。
このような問題を少なくするには、十分に乾燥され、狂いが少ない木材を使用する必要があります。
県産材で、安心して使用できる品質の確かなもの。
それが、「三重の木」認証材です。
ある老人ホームで、ケガや心身の不調について調べて見ると、施設に木材が使われてる場合の方が、インフルエンザや骨折、不眠などの発生率が低いという結果がでました。
また病原菌などをよせつけない素材ということで内装を木質化する病院もあるそうです。
集合住宅の床をカーペットからナラ材など木製に替えるとダニの数が減少したという実験報告がありました。
木材の使用により調湿された結果、乾燥したことや、隠れ場所になるような隙間がなくなってダニがくらしにくくなった為と言われています。
また、木の香りにはダニを寄せ付けない効果もあります。